中国の大地震

昨日中国四川省で正午ごろ大規模な地震が発生した。その規模はマグニチュード７．８で死者は現在判明しているだけでも８６００人を超えている。付近の２つの化学工場では数百人が生け埋めになったり、８０トンのアンモニアが漏れ付近の住民約６０００名が非難したとの事である{朝日新聞。}

四川省の郊外の中学校では校舎が倒壊して約９００名の生徒が生け埋めになっている。多くのクレーン車、救急車が出て救助活動をしているらしい。温家宝首相は早くも原地入りして多くの人たちの人命、財産を守らなくてはならないと語っている。

付近の工場の食堂やレストラン、食料品店があるが開いているのは２軒だけで食べ物を買い集める人が殺到している{朝日新聞}。成都市にはトヨタの出資会社、ダイキン工業、大塚製薬グループの医療器具製造・販売の大塚テクノなどがある。

四川省にはマツダが中国企業と合弁の自動車組立工場があり日本人従業員の安否がきずかわれている。震源地区は過去にもＭ７級の地震があり、たびたび地震が派生するところのようだ。つまり北側のユーラシアプレートと南側のインド・オーストラリアプレートごぶつかりあっていてひずみがたまっていて地震が多発する地域のようだ。{朝日新聞）

今回の地震は阪神大地震の２０〜３０倍規模の地震で今後調査が進めば被害がまだまだ大きいものであることの詳細が分かるのではないか。現在のところ北京五輪についの今後のあり方については検討の余地どころではないが中国の大イベントなので大いにに気になるところだろう。