年金問題について政府中間試案

年金問題について昨日社会保障国民会議は今後のあり方についての試算を発表した。まず消費税でまかなうと言う案である。消費税で年金を全てカバーすることになると9.5〜18%の税率を引き上げなければならない。

消費税がいくらになろうが既に保険料を払い終えた高齢者はどうなるのか。高齢者の負担は二重になり高齢者の生活は益々苦しくなる。また現在企業などに勤務し保険料を払いつつある人はどうなるのか。この辺りが先ず問題としてクローズアップされる。それに現在支払い中のサラリーマンの保険料をストップして消費税だけに頼るとすると企業は今までのように保険料をサラリーマンと折半する必要がなくなるので企業は大いに助かる。

それで企業の負担がなくなれば高所得層のサラリーマンの収入は大きくなると考えられる。益々社会的格差が大きくなる。同時に消費税が4.5〜13%にもなればサラリーマン家庭の各所得層は強烈な負担増になる。企業の保険負担量がなくなるだけその分が家計に上乗せされるわけである。いずれにしてもこの税方式は我々庶民にとっていい案であるとは思はない。このような案には絶対反対だ。