高齢者医療相談料

政府は後期高齢者医療についてどうも気になるらしい。後期高齢者が病気で終末期に患者と家族と医者らが治療方針を話し合い書面にした場合に医療機関に診療報酬2000円が支払はれることが取り決められていた。

支援料は4月から始まった新制度に加入する75歳以上の人が対象である。回復が困難な患者や家族に医師がいろいろ説明し病状が急変した場合など延命治療が必要かどうかについて尋ねる。これは今まで終末期の患者には延命医療措置が取られるので多くの医療費がかかる。それで出来るだけ無駄を省こうと言う考えのものでその発想は判らないことはない。

しかしこのような医療措置を患者、家族、医師で文章にしたため医療報酬を支払うべき問題だろうか。私は自己について個人的には延命措置を希望しないがなにも患者皆さんににこのようなことを定めて処置すべき問題だろうか。いろいろなケースが出てくると思われるし医師に相談しても医師も困る場合が多々あると思う。

いずれにしても人の命の問題である。75歳がえらく気になるようだが人の命を機械を扱うように冷徹に考えないで欲しい。とりあえず今回は一時凍結になったが凍結だから将来解凍もあるであろう。高齢者だからといって冷たく扱う制度の導入について冷酷に考えないようにしてほしい。