バイオ燃料の問題

地球温暖化対策としてトウモロコシなどのバイオ燃料化が猛烈な食糧危機を招いている。地球規模でトウモロコシの不足が顕在化し発展途上国の食料となる雑穀類、また家畜の餌としての不足は世界の食肉類の高騰を招いている。

また雑穀類のバイオ燃料としての大量生産は原料の需要増と同時に市場のおもはくを招く。このところ化石燃料が日ごとに高値をつけどんどん高くなり米国あたりは高価な化石燃料から自国でも多く生産できまた南米、オーストラリアあたりの雑穀を買いあさり燃料化を積極的に勧める傾向にある。

雑穀類から生産されるバイオ燃料は地球の温暖化を押さえそれなりの有効性があるが雑穀類の不足と高騰で食糧危機、更には家畜の高値に繋がっては片手落ちとなる。私も以前に地球にCO2を削減するためにバイオ燃料の活用を提示した事があるが食糧危機、家畜の餌の高騰を招かないような形でのバイオ燃料の生産を期待したい。

雑穀類のバイオ燃料化はかなり容易で時間的にも、費用も恵まれている。しかし上述したような問題もあるのでもう少し研究を進めること例え場ハイブリッド車や電気自動車に使うリチュウムイオオン電池を搭載した車の量産を日本では日産自動車、トヨタ自動車,三菱自動車が09以降に量産する予定である。この計画が進めばバイオ燃料の問題も解決するのではないか。さらに上記の自動車会社3社に限らず日本の自動車会社全てがこの計画に参加することになっている。