アフリカを助けよう

5月28日から第4回アフリカ開発会議{TICAD}が始まった。最近中国、インドがアフリカに強い関心を持ち中国あたりは06年の第3回会議には48カ国から35人の元首が集積している。今回の日本で開いたアフリカ開発解会議にはアフリカ首脳40人が参加した。

福田首相はインフラ整備にこんご5年間で最大40億ドル(4200億円)の円借款を提供することや国際協力銀行による25億ドルの対アフリカ金融支援をしたいとのべている。この日本の好意は05年にドイツ、ブラジル、インドとともに常任国入りを狙った際にアフリカの支援を得られなかったことの反省もこのような形をとったのではないかと私は思う。

常任理事国入りを望む日本にとってアフリカの大票田は大きな魅力である。中国はアフリカへの投資はアフリカの持つ大きな地下資源を開発することを狙っている。勿論インドあたりも中国のやり方と同じであり。日本も遅れればばせながらアフリカの地下資源が大きな魅力を感じているようである。

大国のアフリカに対する打算をぬきにして貧困、エイズ、内戦、破綻国家、難民、テロに真剣に取り組み、またアフリカの教育施設の拡充などアフリカの民度の向上国家の近代化のための支援をすべきである。米国はアフリカから多くの奴隷をつれてきた。ヨーロッパも多くの国がアフリカを植民地にしていた。
悪事を働いた米国、かってのアフリカの宗主国はアフリカのもろもろの不幸な現状にひとはだもふたはだも脱ぐべきだ。