医師不足の解消のため

日本での医師不足に対応するために1970年代に医学部を併設しない国立大学のある県に医大の新設を次々とおこなった。例えば高知医大、島根医大、香川医大,滋賀医大、山梨医大、宮崎医大など11医大である。

それが数年ほど以前に医師不足不足が解消されたという理由と予算の点から医学部を持たない国立大学があり新設医大が設立された。ところは出来るだけ既存の医学部を持たない大学との合併を義務ずけた。例えば香川医大香川大学、島根医大島根大学、福井医大福井大学。山梨医大山梨大学などである。

ところが今日の新聞によると医師養成、増加へ、{朝日新聞}救急充実、過労回避らしい。新聞によると中長期的に医師を増やす方針だという。これまで医師不足のために新設医大を設立し。医師不足が解消され予算も逼迫したので新設医大を医学部をも持たない大学と統合する。医師不足のための独立した医大のこれまでの運営はどうなったのか。

政府の長期展望を持たない場当たり的な政策にはただただあきれるばかりである。朝令暮改もいいところである。自民党の政府を象徴しているのが今回の医師養成政策といっても言い過ぎではないでしょう。