グッドウィルの廃業

グッドウィルが廃業に追い込まれた。その名称と全く反対の悪事の連続で厚労省が会社としての存続を認められなくなったのである。グッドウイルは小泉政権時代の規制緩和で急成長し今日のようなコムスングッドウィルのような巨大派遣会社になったのである。

コムスンはもうなくなり存在しないのでここで取り上げない。グッドウィルは会社ぐるみで二重派遣、携帯電話で日雇い派遣労働者を将棋の駒の様にこき使いその人の日給からのピンハネ「搾取」を繰りかへしワーキングプアを大量に作り出した。

バブル以後日本は10年近く不景気の波をかぶり若者は就職の場が狭められ。そこえかっては通訳など限られた仕事にだけ派遣が認められていたのが小泉,竹中時代に派遣の大幅増を認め日本の労働者のあり方を根本的にかえ悪化させてしまった。それで派遣会社を大きく育てて非正社員の数を極端に少なくし日本経済の10数年前の総中流意識はどこえやら労働者の大半それも若者の低賃金は目を覆うばかりとなり日本はまぎれもなく貧困社会に転落した。

先日派遣労働者に横の繫がりがないのが経営者にとって労働者の圧力から忌避できるのではないかと書きました。しかし今日の朝日新聞派遣労働者労働組合をつくり、会社批判と待遇改善要求を繰り広げたとの写真と記事を見て心を強くした。

追伸 七詩さんコメントに脱字がありました。直せなかったのです。失礼しました。