野茂英雄投手メジャー引退

あのトルネード投法で日本とメジャーで大活躍した野茂英雄投手がこの度引退を決意した。齢39歳で年齢には不足ない。まだまだメジャーで活躍したかったらしいが年齢から来る肉体の衰えには打ち勝つ事は難しかったようだ。

彼は89年に米国に渡りメジャーで二人目となる日本人投手でその活躍は素晴らしく我々日本人野球フアンをメジャーに引き寄せたわけである。最初に書いたように彼の投法は自らあみだしたトルネード投法という投方で多少コントロールに難はあったが球の速さと落ちる球は素晴らしく他の投手ではまねの出来ない球威を持っていた。入団当初その速い球とフォークボウルで4年連続の奪三振王と最多勝利賞に輝いている。

それでメジャーでは13年間アメリカンリーグナショナルリーグ計7球団に所属し通算123勝109敗は立派である。ことにドジャース時代に無安打無得点レッドソックス時代にも、無安打無得点試合を達成しアメリカンりーグ、ナシオナルリーグの両リーグを通じて2度の快挙を達成している。

彼のメジャーでの活躍は日本のプロ選手のパイオニアとしてその後マリナーズイチロー選手を始め多くの日本人選手が米国に渡りメジャーに所属し大活躍を見せている。今後も健康に充分に注意して後進の指導に当ってください。