教員汚職

大分県の教員採用をめぐる汚職事件である。大量の教員が不正な手口で何年にもわたって採用されていた事実である。このようなことは今明らかになりマスコミを騒がせているが私の知る限り私が大学を卒業した当時{昭和32年}からそのような事実を聞きまた実際に見てきた。

その地方の有力者で国会議員、府会,県会議員の力のある人とのコネがあれば教員採用試験など殆ど形式である。私の知る限りその人の持つ学力など問題なく短大以上を卒業していればそのような境遇にある人ならば教員などはフリーパスで日本のいたるところで見られ聞かれたことである。

大分県でこの問題が取り上げられ大きな問題を惹起しているのでこの際これを機会に地方公務員{教員、事務職員}と国、地方の有力社と議員のコネを見直して欲しい。また大分県で校長,教頭昇任問題で審議官が夫々の該当者から賄賂をもらい其の多寡により校長、教頭を決定していたと情けない事実も発覚している。大分県の悪い例を他山の石として教育界の浄化を希望する。