大分教員汚職

昨日教員採用汚職について日本の各府県で以前より一般的に見られたこと記述した。しかし大分県の教員採用のありかたが他府県とは可なり違ったより悪質であることをここで強く強調しておきたい。

つまりその地方の有力者より教員に採用することを依頼された者が合格点のはるか下位にあっても点数を水増し合格点を与える。また合格依頼者の数を確保するために合格している者の点数を引き下げ不合格とする。

こうなれば何のための採用試験なのか酷いものである。元副知事の帯刀将人は2〜3回の県職員採用試験で数人の県議から事前通知を頼まれたということで合否の事前通知を行っている。{朝日新聞21日付}

さらに教育汚職事件で逮捕された元県教委義務育課参事は08年度試験の得点データが誰かの手により改ざんされている事も分かった。このように大分県の教員採用試験は特に悪質なもので再度採り上げた。