北京五輪が不安だ

中国西南部の都市昆明で21日午前路線バス2台が相次いで爆発し少なくとも2名が死亡14名が負傷した。これは開催まであと20日を切った北京5輪を狙ったテロではではないかと危惧する。

これは五輪により中華民族国威発揚を掲げた中国政府の今日まで可なりな無理を重ねてきた行為に対する不満の現れではないだろうか。それが証拠にテロはなにも昆明に限ったことではなく暴動は各地で頻発している。

例えば一党独裁による腐敗政治、中国では土地の私有は認められない。それで国なれは必要と認めた土地を住民から有無を言わせず取り上げる。官が土地を取り上げ他業者への売却は公然とおこなわれる。

土地を民から取り上げ生活に困った何千という住民の生活の補償僅かである。彼らの生活の富裕層との格差はどんどん拡大する。ここで貧者の不満が爆発し中国のいたるところでいさかいが起こる。中国は広い。これの取締りに全てかかわっていられない。五輪が近づくとこれからどのような暴動が起こるか不安が大きい。