スコールのような大雨

28日未明金沢で60分で138ミリの大雨がふり浅野川、高橋側、大野川が氾濫し川近くの多くの家屋に浸水した.それで5万人に非難避難指示が金沢市から出た。又近畿各地で大雨が降り一時間に夫々100ミリ近い降雨だった。それで比較敵小さな二級河川も水かさを増し1.34センチ程度になり子供3名,大人一名4人が水に流されて死亡した。

このようなスコールのような降りは亜熱帯地方または熱帯地方に見られるものである。数年前まではこのような雨は私達はあまり経験したこともなかった。雷が轟き激しい雨が30分〜1時間程度降り暑さを和らげてくれる効用があった。

ところが最近の夕立は今までの降り方と様相を全く異にする。まさに熱帯地方のスコールそのものだ。山肌を削り川は増水し子供は水にさらわれ死亡し大人まで水死している。それに家屋は水に浸かりなんとも情けない水害を現出する。夏のかんかん照の暑気を静めてくれる日本的な風物詩はもう経験できなくなるのか。温暖化のせいである事は言うまでもない。温暖化はいろいろな形で地球を蝕んで行くようだ。