内閣改造

福田首相は自己を良く知っている。私は昨日麻生氏を幹事長に持ってきたことについて自己の不人気を補うのは彼である。沈滞しきった内角を少しでも明るく国民にアッピールできるのではないかと踏んでいるのである。麻生氏もそのへんのところを百も承知していて敢えて火中の栗を拾うと述べている。これはポストグ管の計算が充分に出来ているところである。

麻生氏の件はこれくらいにしておいて経済財政に与謝野薫、財務に息吹文明消費税のアップの危険性は勿論のこと税の引き上げの可能性は充分ありうるであろうし余り歓迎すべき人柄ではない。数日前のTVのある局の経済番組を見ていると今の経済は一種の鍋底景気というべきでる。

この内閣が発足すると同時に株価が下落しこの内閣は鍋底内閣と命名してもしても差し支えないのではないか。昨夜9時半からの首相演説を聞いていて景気の回復のために各国との親密な提携を述べていたがWTOのドーハーランドの日本のありかたは総理の言葉に納得できる内容ではなかった。世界の中の日本を認識するべきである。この内閣には景気の回復を期待できない。