太陽光の利用

化石燃料例えば石油、石炭はCO2で地球を汚しまた温暖化をもたらす。それにこれの埋蔵量には限りがあり人類は何時までもこれらに頼っているわけにはいかない。そこで地球で人類が存在することを続けるためには公害の発生を極力抑えるエネルギーの開発が待たれる。

それで我々日本では太陽電池に目をつけ第一次石油危機後政府は「サンシャイン計画」で技術開発に力を注いだ。94年には住宅への設備補助を始めて国内市場も作った。それで[生産量も導入量も世界一]という時代が続いた。

しかし05年度で政府補助が打ち切られると日本の世界シェアは05年の47%から07年には20%台前半にまで下がった。(朝日新聞10月6日付)今年6月には福田前首相は[太陽光発電世界一の座を奪還するため導入量を20年までに現在の10倍30年までに40倍に引き上げる]と宣言した。(朝日新聞10月6日付)。

現在では太陽熱の利用はドイツが世界NO1でスペインの南部ではひざしにめぐまれ発電量は日本の5倍に達する。またアジアではシンガポール太陽電池製造・開発地点の進出のラッシュがおきている。隣のマレーシアでも開発が進み今後開発途上国のアフリカの農村に太陽が電機を届けることになろう。

欧州ではフランス、ギリシャ、イタリア、オランダでは太陽光発電の電力を電力会社に売りつける方法をとっている。太陽光はクリーンで無限である。地球にも人類にも優しい。今後是の積極的な利用で地球と人類を護って欲しい。