空自トップの論文

航空自衛隊のトップの田母神俊雄航空幕僚長が懸賞論文に応募した。内容は日本が中国を攻撃したのは蒋介石に煽動されやむを得ず中国を攻め,中国。旧満州朝鮮半島の日本の植民地支配で人民を開放し生活水準を高度なものにした。

つまり日中戦争我が国にとっては被害者でやむを得ず戦ったような表現をしている。また太平洋戦争では真珠湾攻撃は米国のルーズベルトの策略に乗ったものである。太平洋戦争―大東亜戦争後アジア、アフリカ諸国は白人国家から解放された。

彼の論理は日本の太平洋戦争を肯定的に捉えこの戦争で日本の行った行為を高く評価している。このような人物が航空自衛隊のトップにいるようでは自衛隊の存在は我々国民には極めて危ない状態に置かれる。自衛隊では彼を直ちに更迭しているが更迭では甘いのではないか。自衛隊から追放すべきである。

この論文は金沢のホテルチェーンなどを展開するアバグループが主催する第一回「真の近現代史観」の懸賞論文の最優秀に選ばれたらしいがこのグループも少しおかしな所のようだ。更にこのような人を自衛隊のトップに据えていた自衛隊の体質を問うために自衛隊を総括する大臣、政府を国会で追及すべきである。