オバマ氏アメリカ大統領に

今日は米国大統領選挙の投票日である。オバマ氏とマケイン氏の優劣はマスメディアによってあらかじめ分かっていた。しかし朝から当方も結構興奮して9時頃からTV ニュースにかじりつき。次々情報が入ってくるのを興味深く見ているとオバマ氏は比較的大きな州例えばイリノイバージニア、などの選挙人を、更にはブッシュの地盤のテキサス、先にブッシュが制していたオハイオ、40年以来共和党に制されていたフロリダ、バージニアの選挙人を獲得していた

この時点でオバマ氏207人、マケイン氏135人の選挙人の獲得、カリフォルニア、ペンシルバニアが開くと、オバマ氏297人、マケイン氏145人とほほ体制は決まりであった。207名以上の選挙人を獲得したほうが勝利なのである。そこで他の州が開いてなかったが338名の選挙人をオバマ氏が獲得勝利を決定ずけた。

それでオバマ氏はイリノイ州のシカゴでアフリカ系黒人初の大統領に選出され喜びの演説が12万5千の聴衆の前で始まった。彼の弁舌は爽やかで我が国の首相のように原稿を読み上げることをしない。フリーハンドで15分ほど熱弁を振るった。

我々の総理、偉い人との大きな違いは二世,三世、世襲と異なり、彼の話の中に自分がそのあたりの草の根を背負って大きくなり頑張ってきたことを強調していた。オバマ氏のポイントは変革と国民との融和、アメリカはは白人、黒人、ヒスパニック、アジア人など一つである。そしてテロとの戦い、金融の悪化の改格である。つまりアメリカの民主主義を一層すすめ団結を強めアメリカには不可能と言うものはない。強く変革を目指しアメリカの更なる発展を希望する.このオバマ氏の大勝はブッシュの支持率が20%と国民からその悪政に嫌悪感が強かったことも考えられる。