日本シリーズ

来年行われるWBCの監督にジャイアンツの原監督が指名されているので日本シリースで巨人と西武の試合を興味を持って殆ど全試合をTV観戦した。それで原監督のこのゲームでの差配を注意深く見守った。

常識的には日本シリーズを制したチームの監督がWBCの監督に推挙されるのであるので巨人の原監督もこのシリーズを是非征したかったであろう。ところが巨人と西武は相譲らず3勝3敗になり7戦目で雌雄を決することとなった。このゲームも7回まで巨人が2対1でリード8回表に西武らしく小技で2点を加え3対2で西武の勝利となり日本シリーズを征し日本一となった。

このゲーム7戦を通じての感想は巨人が大砲でどかんどかんと得点を重ねいわゆる一発の大砲の魅力がゲームを制した。このように一発で勝つことが出来るのは日本チームがアジアのチームと対戦したときである。米国などの威力のある速い球の投手を有する相手には一発は難しい。

これは米国の日本プロチームとの対戦で日本側に一発が出ないことでも明らかである。それに一発勝負では米国の巨漢は日本の投手からはらくらくとホームランをカット飛ばす。それで日本チームが米国相手に勝利を収めるには小技で相手をかき回す戦法を取ることが有効である。

日本シリースでも小笠原、ラミレスの一発で勝つことを考えていたようでは今後のWBCのゲームに勝てないので日本人に合ったゲーム運びをするべきだ。巨人と西武のゲームを観戦しての私の感想です。