定額給付金

再び「定額給付金」について記する。「定額給付金」は麻生内閣が発足後直ちに総選挙を実施する予定だった。ところが新内閣がスタートしても福田内閣があまりにも支持率が低く福田首相自身の評価も最低だったので新内閣のご祝儀相場も決して高くなかった。

それで解散すれば酷い状態になる。そこで公明党がかって自民党をつついて「地域振興券」をバラまいて選挙民の歓心を買った?ように定額給付金をばらまくことを自民党にアドバイスした。

ところがこの「定額給付金」の評判も散々で20才代で賛否が半々デ30才代〜70才代と高齢になるほど評判は芳しくなくなる有様である。それでこの僅か2兆円の定額給付金で景気を刺激し少しは薔薇色?の社会を予測しようとしたのか選挙民の歓心を買おうとしたのか国民は馬鹿でないことを思い知ったのではないだろうか。

昨夜のニュースで麻生首相は高額所得者は辞退してもらったら結構ですと発言していた。このような何のルールも無い泥縄式のばら撒き政策で内閣の低支持率に手を入れようとする幼稚さがなんとも情けない。このような金は福祉にでも支出すべきである。そのほうがよほど有益である。