前空幕長のクレージーぶり

私が小学生の頃新聞には全ての漢字にルビがふってあった。小学校3年生で大東亜戦争(日本側の呼び名、世界的には太平洋戦争)が始まり戦争に関する記事が日ごと新聞の大部分を埋めていた。それで低学年の子供でも新聞を読むことが出来た。

当時は日本社会は軍国主義一色で新聞記事で日本軍が近隣諸国に侵入し占領を称えているのを記憶に残っている。戦後大東亜戦争前から日本はアジアの満州、朝鮮,支那遼東半島などを植民地にしていたこと。その後フイリピン、インドシナビルマ、タイなど南方諸国に資源を求めてこれ等の国を植民地化したことを現代史で学んだ。

この行為は世界から非難され、当事国から恨まれ、日本国民は深く反省している。しかるに自衛隊のトップの空将はこの誰でも日本人なら自覚し自績の念に駆られていることにもかかわらずこの非難は濡れ衣だといってはばからない。

どのような歴史教育を受けてきたのか。また防衛大学校という所はまともな所なのか。昨日の参議院参考人質問にも鉄面皮にも今後必要とあらば砲を撃つなどというクレージーとでも言うべきで人間として容認できない発言が飛び出す。このような航空自衛隊田母神前幕僚長を懲戒免にし退職金の6000万円を取り上げるべきが妥当である。