高齢者に福祉政策を

今朝の朝日新聞(11月16日付)の社説を読んで気の付いたことを記してみる。「高齢者の犯罪」についてである.60才代,70才代の高齢者が懐具合が悪くなった場合何か小さな犯罪を犯して刑務所に入る。そうすると寝る場所と食べる事が確実に保障される。また所持金の無い場合無銭飲食して僅かな期間ながら務所暮らし。

このような犯罪が10年前より10倍近く増えているらしい。現在総選挙を控え自民公明が自分達の低支持率を高めるために国民に2兆円にもおよぶ「定額給付金」をばら撒こうとしている。このような金は国民の6割がいらないとの拒否の姿勢を表している。

私は自公民が現在の不景気のために2兆円を国民に託し景気の回復を多少でもという与党の政策を正当化しようとするなら高齢者の人たちへの福祉に使えば結果は同じになるのではないかと思う。多くの貧しい高齢者が居られる。この人たちに国民に2兆円を広く薄くばら撒いて決して喜ばれない。高齢者の生活困窮者により多くの給付金を出し大いに喜ばれ、またこの金は社会に還元されるであろう。

私が朝早く疎水公園をウォーキングすると多くの人たちが90%はブランドの大小いろいろな犬の散歩をさしている。この人たちには1200円の「定額給付金」は不要では。福祉に使えば自民公明のプラスにならないと使い道を間違ってもそのような方向には向かないのでは。残念な事である。