ビッグ3(4)

昨日米上院でビッグ3への支援について反対意見がかなりありこの問題はスムースにゆくかどうか難しい局面もあると書いた。その件について書いたのは2時頃で夜には上院でこれが上手く行かなかったとの情報がTVニューズや新聞の夕刊に報道された。

つまり上院のビッグ3へのディストラ。賃金引下げの上院の要求を米国自動車労連が絶対反対の姿勢を崩さず上院はもう勝手にせよとの姿勢で白紙に戻した。議会では労働コストをトヨタと競える水準に例えばGMの69ドルを48ドルにすべきだとの要請があったようだ・

昨夜のTVニューズを観ているとフオードの社員で今会社で作業が無いのでビデオで映画を見て8時間を過ごしている。きわめて呑気な会社つとめを放映していた。これは余談であるが米国の政府はこの問題を放置しておくわけにも行かず政府は米国経済が大変な状態にあるので総額7千億ドルの公的資金を用意している。それで金融救済法を適用してビッグ3の救済にのりだすのではないか。

次期大統領のオバマ氏も「倒れるのをただ傍観しているわけにはいけない」と述べている。(12月13日朝日新聞)私は米国車が世界の車と競うには上院の見解どうり賃金が高いと同時に米国車への不満が高いことである。米国自動車労連もそのあたりを強く認識してことに当るべきだ。