ボタンの植え替え

牡丹を10号の植木鉢に約30鉢程度うえ春の終わりから初夏にかけて赤白ピンク黄などの大輪の花を咲かせて楽しんでおりました。ところが3年ほど前に夏に気候が不順で牡丹の木の大部分が傷んだりかれたりしました。それ以来残った牡丹の鉢の花も小さくもう一つ元気がなくなりました。

それで今までもボタンに関する著書を参考にして栽培してきたのですが3年に1度は植え替える必要があることを沢山の鉢があるのでサボッテしなかったのです。それで今年はこのようなことがうまく運ぶかどうか気にかけながら沢山の鉢では大変なので多少元気な鉢のボタンに狙いをつけました。黒土30リットルに赤球土、腐葉土、油粕、米ぬか、魚粉、それぞれをよく混合し木酢30倍液を適当に混ぜ合わせこれをビニール袋に入れ、密封せずに暗い場所に保管します。

1ヶ月後に上部と下部の土を入れ替え均一な発酵を促します。秋9月の下旬にあらかじめ剪定しておいたボタンを植木鉢からそっと引き抜き木酢30倍液に5分程度つけておき夏に作った土をかけます。それでこれも自分が夏に作くっておいた有機肥料を根の範囲全体に散布します。これで植え替えは終わりです。

今年初めて植え替えたのでどうかなと思い最近毎日のようにボタンに付いた蕾を見ているのですがおおきないい蕾になってきています。来春の開花が大いに楽しみです。いい花を観賞しようとするとなかなか手間がかかります。もう10鉢の面倒を観るのが関の山です。