経済的不況の脱出へ

今朝の朝日新聞の社説を読んだ。米国では、オバマ次期大統領が金融危機脱出のための計画の一環として、低炭素社会への競争力確保を打ち出した。10年間で1500億ドル(約14兆円)を再生可能エネルギーの開発に投資する。(朝日新聞12月21日付)

米国では産業の中心的存在であるビッグ3の瀕死の状態、更には多くの一流金融機関の破綻などがある。それに今回のグローバルな米国発の大不況。この程度のことをして当然だ。日本も10年余り前に大不況があり失われた10年を経験してきた。日本はいま自動車産業の不況が強く表面に出て新聞が非正社員の解雇を大きく取り上げている。

今の現況を作ったのは小泉。竹中のコンビだ。とりあえず日本のかっての不況を乗り越えた実績がある。日本の自らの経験を生かして今回は米国がらみの不況であるがこれを見守り、もう米穀だけが日本の経済的基盤ではないので比較的被害の少ないアジア、南米で回復を図る努力をすべきである。今日の新聞ではインドの経済的ピンチの記事が取り上げられていたが。今の保守党は頼りない。経済界の努力で不況の脱出を期待する。