日本政治の不況への対応

世界同時不況の今日本政府は何をしているのか。これだけ自動車産業及びそれの関連会社などの非正規社員の大量解雇、また他の大企業、中小企業の数多くの解雇。これ等に対する敏捷な対策が見られない。

野党が参院で失業者救済の法案を可決しても衆院で多数の保守党がこれに同調せず愚図愚図して施行されそうにもない。また第二次補正予算は年内に提出成立させてこそこの時期として価値があるものを年をこえる。党利党略の最たるものだ。それに2時補正では国民に現金を配る2兆円の定額給付金は年を越す。これを待っていた人もあったようであるがこれは年度末になりそうだ。

世界的に見てその国の代表的な基幹産業である自動車産業でも日本は的確にすばやく対応が出来ない。フランスでは不況で車の販売が著しく下降線を辿っている状態に対して新たに車を購入する人には多額の給付金を援助する。ドイツでは車の税金を大きく引き下げる。スエーデン政府は「ボルボ」などを救済するために約3200億円の投入を発表(朝日新聞(12月20付)している。

日本ではやることなすことが後手後手に回りすばやく物事をやり遂げる事が出来ない。特に今の麻生首相ではダメな代表選手の第一番目の人のようだ。総選挙との兼ね合いがあるのでそのほうばかりに向いていてまともな政治がお留守だ。マンガばかり読んで、夜はバー通い。漢字もダメ政治は勿論ダメ早く姿を消していただかないと日本は益々ダメになる。