自殺をいけない

新聞を開くと毎日のように派遣労働者が企業を追われ悲劇的な生活を余儀なくされ自殺をする直前までの記事などが目に止まる。企業は今回の不況の嵐で素早く派遣労働者の首を切った。

一年前は正規労働者と同じ労働で数億兆なる金を集め一度不景気の風が吹くと冷酷、非情に職場を追うのはどうした事か。例えば2兆数千億の黒字だった一年前の金はその半分は、最近書いた設備投資、円高、株安で姿を消すが残りは保守党の埋蔵金のような形で蓄積しているのではないか。

派遣労働者の首を切るに付いて例えばトヨタの場合来期決算が150億の赤字でも蓄積された余分の資金があるわけだから当分の生活費を与えるべきだ。昔の資本主義経済と様相が異なってきている。

兆の金を稼いだのは多くの派遣労働者の労力も否定できない。資本家よ労働者を人間らしく扱うのが企業の姿勢ではないのか。この派遣の規制を緩めた小泉が憎い。この搾取を目的とした凄しい資本主義経済の機械化。どうか派遣労働者をもう少し人間並みに扱い昔の日本の涼風美俗を思いだしてほしい。これが戦後の日本の発展に繋がったのだから。