世界よ元気を取り戻そう

今年はサブプライム問題で始まりこれから端を発した世界同時不況で終わった。サブプライム問題がこのような形をとったのはファニーメイフレディマックがこのローンを証券化したこと。同時にスタンダードアンドプアーズ、ムーディーズがこれにトリップルAの格付をしたこと。

それでサププライムローンが順調に行けば問題はなかった。ところがサブプライムローンが一時値上がりしたが後はガタガタに値を下げた・ローンを組んだ多くの低所得者はローンの支払いが不可能になりテント生活を余儀なくされた人達が多く出た。証券は世界でダダ下がり。

米国の金融界ではリーマン・ブラザーズが破綻、メリルリンチバンクオブアメリカに吸収合併、AIGのぐらつき等々でアメリカのウオール街は酷い状態になった。米国の産業も例えば有力企業の自動車産業ビッグ3の壊滅的打撃。目を覆いたくなる惨状でその結果として世界は100年に一度と言うほどの大不況に陥っている。


これは米国の政府、FRBが努力し世界に米国の健在性を回復したことを示さなければグロウバルな修復は難しい。したがって来年1月20日に大統領に就任するオバマ氏に期待したい。米国の将来は彼に懸かっていると言っても言い過ぎではないだろう。

現在の世界の主に経済的異常性を一日も早くノーマルな状態になることを期待したい。我々日本の状態だけでもある程度まともになって欲しいが麻生氏では無理だ。来年の早い時期に衆院の総選挙で政治の仕組みを変えることが必要だ。