麻生首相確りして下さい

米国のオバマ次期大統領は石油、石炭など化石燃料に替わり、太陽光、風力、バイオ燃料など再生可能燃料に大規模投資をして電力網の確立、それによる失業者500万人の雇用を計画している、つまりグリーン革命である。

また現在瀕死のビッグ3の再生のための膨大な公的資金の投入。潰れれば関連企業を含めかなりの失業者問題も起こるのでこれを避けるために最初から大きな問題に取り掛かろうとしている。

それに反して麻生首相はつい目の前に迫った総選挙に少しでも票の獲得を狙った定額給付金の国会での通過のみに懸命である。正月前に大企業に首を刎ねられた派遣労働者のような制度の在り方などに枡添厚生労働相が派遣は禁止すべきだと述べていても麻生氏はもう一つはっきりしない。

年末には派遣労働者は酷い状態で年を越し、正月には厚生労働省の講堂で眠り東京都の炊き出しで命を保った。麻生氏に人間としての血が流れているならば今の企業の在り方など根本的に見直す姿勢が問われる。このままの雇用形態を取り続けるなら日本の労働者は育たない。

定額給付金などで票に目の色を変えるような馬鹿げたことを考えず年末に首を切られ現在失業中の人の再就職などで苦しんでいる人達や福祉関係にこの2兆円を使うことが望まれる。定額給付金を欲しいという人より必要ないという人の数が断然多いことを充分考慮すべきだ。