京大呼吸器外来

今日は京大病院の呼吸器外来で肺気腫の検査をうでる日であった。呼吸器科では京大病院以外で診察を受けた件についても全て報告することになっている。それで先日の山科愛生会病院の心臓内科で受けた診療について報告した。

町医者―家庭医で取った心電図、それに愛生会病院の心電図の食い違いについてはそのときの私の心臓のようすについては、ホルター心電図に問題がなければホルターの方にウエイトを置くべきだ。との話であった。

私の肺気腫は正常の80%程度だから心臓も問題無さそうだから安心してくださいといわれほっとした。肺気腫は100%治らないのでこれを私が生存している限り現状維持で生活をしたいものだ。

昨日中島 梓さんのエッセイについて読書感を述べた。最後に文章が脱落していることが布団に入ってから気が付いた。「彼女はガンセンターを退院する前4月にCTスキャンで膵臓のガンが肝臓に2個転移している」ことを知った。しかしこれは手術せず抗がん剤で叩くと述べています。つまり自分はまだガン患者で転移ガンと共生して行くとも書いておられた。

彼女の精神状態の奥底まではわかりませんが文章に接する限りなんとオプティミスティクな人、また強い精神構造を持った人とただただ感服するのみです。それで「転移」を書きたいと述べていられたのです。この書物は文庫でありますが「書き下ろし」です。どうも私文章に脱落を致しましてお許しください。