労働組合の結成について

春闘で大企業の賃上げ要求が毎日の新聞経済蘭を賑わす。大企業の労働者の会社側への要求は一律4000円とかなりの高額である。私は労働者が春闘で労働者が会社側に高額の賃上げ要求を出すことは決して悪い事ではないむしろ労働者にとって生活向上、安定のためにいいことだと大いに賛成である。

ただ一方では派遣労働者トヨタマツダ、三菱、ホンダあたりでは全員解雇したとの記事が並んでいる。同じ労働者でありながらこの格差は少し酷すぎるのではないか。非正社員は正社員と同様に好景気の時に額に汗をし、血と油で会社のため懸命に働いた仲間ではないか。

派遣労働者は正月前に寒空に首を切られ、一文無しで1000人にも及ぶ派遣村が東京に現出した。升添氏でさえこの状態をみて派遣禁止の手を打ちたいと同情を呼んでいる。民主党はもちろん派遣労働者の禁止を国会に出すだろうし此れの解消のために積極的な動きをするはずである。正規労働者はこの派遣社員の酷い状態を見ているだけでなく自分達の賃上げと平行して非正社員の救済に力を注いでもいいのではないか。

会社側は労働者達の活動が分裂することを仕事がやりやすく一本化されて会社に折衝されることを恐れる。大企業の労働組合の皆さん派遣労働者にも手を差し伸べて協力して会社と戦っては如何でしょう。現在ばらばらに崩れてしまった組異を纏め力強い労働者の結集を期待する。