日本の自動車産業

今日の朝日新聞朝刊の経済欄を見て少なからず驚いた。自動車8社の昨年12月の生産実績の発表である。8社トータルで24%の生産減。なかでも日産のマイナスが大きい(−40.6)米国への依存度が大きかったのか。次いでマツダのマイナスも大きい(−402.2)。三菱もマイナス46.6とかなり高めの減産だ。

トヨタ、ホンダは米国での生産だけでなく世界の各地域での生産を進めた結果から大きなマイナスを避けられたのであろう。自動車のような高価なものは世界同時不況では販売は苦しいのではなかろうか。

米国のような大きく経済の落ち込んだ地域だけでなく、マツダはロシアに積極的に販売網を広げていたが経済が急速にしぼみ販売に大きく影響が出たようである、新興国に食い込んでいたホンダ、マツダダイハツも苦しいところ。このような現象は世界的な不況が原因でEUドイツでも大変なようだ。この不況はどれほどの機関続きそして何時回復するか資本主義経済の原理原則によるほかなく自然の成り行きにまかぜるしかしょうがないのではなかろう。