旧日本郵政公社

小泉氏が首相時代に閣僚だった竹中氏。オリックス宮内義彦氏の三名で日本郵政公社を民営化した。その当時から郵政公社を民営化した場合郵政公社関係諸施設をオリックスの宮内氏に売却の構図が描かれていたようである。

今問題になっているカンポの宿の首都圏の社宅9物件を加えて109億円でオリックスの宮内氏に売却する契約を結んだ。つまりこのような約束は当時の出来レースで現在のこの問題の許認可権を持つ鳩山総務相がこの売却価格は現時点ではムチャクチャ安すぎる。この売却価格は余りにも常識を逸脱してるとかなり疑問を投げかけ憤慨のようすである。

日本郵政公社時代に一万円で売却された宿泊施設が六千万円で売却されたり、評価額一千円の運動場が四千九百万円で売却されている。昨日の国会でもこの件が問題となり麻生首相はこの旧専売公社の民営化には私も反対であった。3年毎にこの民営化については見直されることになっているので彼の言葉から民営化のとりやめが行われそうな感じもしないでもない。

しかし麻生首相は「やる、やる詐欺師」だと民主党の前原氏から烙印を押されているのでどうも麻生氏には期待が持てない。しかし近く行われる総選挙で政権交代の可能性もあるので小泉の悪事が是正されるのではなかろうか。旧日本専売公社の民営化を進めるために国会議員に当選した小泉チルドレンは来るべき選挙では哀れな状態に陥入るだろう。