米国に対して油断は禁物

オバマ米大統領は経済再生に8千億ドルそのうち6千億ドルを緊急に必要としているようである。米国のサブプライムの問題で世界的に同時不況を惹起した。その元凶はウオール街の並外れた程度の悪い連中がサブププライムローンを証券化して世界にばら撒いた結果である。その当事者達は600人余にのぼり逮捕されている。同時にムーディーズ、S&Pも同罪であるが此れは今暫く差しおく。

それでオバマ大統領はとりあえず落ち込んだ経済を立て直すには充分な金額の投入が焦眉の急である。彼は日本が資金の投入に躊躇したので失われた10年を経験し国力が沈滞さした。つまり日本を他山の石に見立てているのである。

その米国が外貨準備高世界の1位である中国または2位の日本から国債を買ってもらって資金を作るつもりらしい、しかし米国が中国が外為相場を操作していると失言し(2月13日朝日新聞,経済気象台)中国から資金の調達は難しい。それで日本からその資金を調達するつもりらしいがオバマ大統領が日本の経済的失敗を揶揄しながらいい加減なものだ。

日本は米国の国際を腐るほど所有している。クリントンが日本にやってきたのも金の問題だ。国債を買うなら日本の自動車を数百万台米国に購入してくれること、日本にはバイアメリカンを適用しないとの言質をとるべきである。