クライスラー問題 新型インフル
米国経済状況でまだまだ深刻な状態にあるのは自動車産業である。3大自動車産業のうちなかでもGM、クライスラーが深刻な落ち込みだ。これ等のメーカーには1月には1兆数千億円の公的資金が投入された。しかしGMはまだまだ巨額の資金援助が無ければ倒壊の危険性がある。
ビック3のなかでクライスラーが破綻寸前だ。日本で言う会社更生法に当たる米連邦破産法11条で破産をくいともる方法を採っている。そして一,方でイタリアのフィアットと提携を求めておりフィアットは最終的にクライスラーの株を35%程度握るようである。
クライスラーがフィアットと提携して新車を作りこれの販売増進で会社が立ち直れるのかどうか疑問である。いずれにせよ米国のビッグ3の将来は楽観を許せないのが実情である。
(豚)新型インフルエンザ
横浜の高校生が米国、カナダへの修学旅行で昨日日本への帰国の後17才の生徒一人が感染の疑いがあり隔離された。
新型インフルエンザは人から人への感染を危険視される「フェーズ5」に引き上げられた。世界的にも可なりの感染者がありその数2500人となっている。
メキシコでの死亡者は百数十人となっているが新型インフルでの死亡かどうかその辺りがはっきりしない。糖尿病が原因である等他の病での死亡なのかどうかも曖昧であり正確な数でない。
いずれにせよメキシコの場合生活が非常に苦しい国なので世界的に裕福な国はメキシコでの感染がこれ以上増えないように財政的な支援(薬品の購入費)を積極的になすべきである。