世襲立候補者

総選挙881人中世襲133人立候補予定と朝日新聞一面トップに大きな活字が躍っている。今年近く行われる総選挙の予想である。その内訳は世襲の立候補予定者133人の内自民が102人と大半を占める。(朝日新聞5月9日付)なんと情けない日本の総選挙か。

与党の自公民から立候補者の大部分33%を彼らにより占められるのはどうしたことか。先ず地盤、看板が確実でよもや落選はありえないという算段だ。その上鞄も良く膨れており無いものなし。これで落選すれば候補者の程度がよほど悪いのだろう。有権者を心から舐めきり、馬鹿にした彼らの行為である。

その立候補予定者には政治思想も,哲学もなく世襲を武器に当選で代議士先生となり金儲けが確実の世界に身を置くことが狙いだ。このような世襲候補を許す日本の政治形態と有権者の意識を改善しなければどうにもならないだろう

程度の悪い自公民の議員からの更に程度の悪い代議士先生の再生産はこれ等の党の後援会組織があり彼らの親などから地域のプラス面の獲得に利用しまたもその子から地域のプラスの再生産を狙はせる地方日本人の後援会の組織のありかたに大鉈を振るうべきだ。

いまや内閣の半数が世襲で占められる世界に例を見ない日本的政治形態がある。これで日本の将来がまともに成長する訳が無い。企業も立派?になれば同族経営はありえない。世襲国会は同族経営の企業のようなものである。日本が衰退の道を辿るのが目に見えている。有権者の皆さんしっかりした意識を持ち正しい日本を作ろうではありませんか。