棕櫚竹の分岐

昨日の園芸である。数十年前に棕櫚竹を購入し玄関に置いていた。ところが3,4年前にこの棕櫚竹がだめになり根元から剪定剪みで切ってしまった。すると根元から新しい芽が6,7本顔をだし今年には30〜40cmの大きさに成長した。

植木鉢が立て35cm、直径30cmでこの器では棕櫚竹も混み合って大変だ。それでこのようなことは始めてであるが棕櫚竹を分岐することに決めた。棕櫚竹用の土を購入。鉢の底に小石を敷きさて新芽の出た鉢から竹を抜き出す作業に取りかかった。

棕櫚竹は強く根を張り台の上で鉢を寝かせ土をかき出すわけだが土は簡単に出るが竹は鉢に強く根を張っているので土に水をかけ周辺を柔らかくして掘り出そうと試みた。しかし強力に根が詰まっているので一時間近くいろいろ知恵を絞り抜き出そうとしても出てこない。

植木鉢を台の上で揺すりひっくり返すようにしてほじくり出したらようやくすっぽりと棕櫚竹全体が抜けた。今度は絡み合った根を二つに分ける仕事。これがまた大変で二つに分かれない。

これと格闘すること40分余り。ようやく2つに分け棕櫚竹の植木鉢が2つ出来た。根が一杯に張っていたので古い土を落とし新しい環境に戻すと竹もさっぱりした感じだった。水を充分にやりこれから二つの鉢の棕櫚竹の成長が楽しみだ。園芸も頭と力を使いなかなか骨が折れる。くたくたに疲れ夜は良く寝めた。