消費税12%

麻生首相は14兆半ばの補整予算をきまえよく今国会で承認を得、トータル8百兆円あまりの財政赤字を作り出した。景気の回復を狙った大型の補整予算とおっしゃってますが将来の日本の在り方、また我々の生活のことをあらゆる角度から検討した結果でしょうか。

あと数年でホップ、ステップ、ジャンプと大型の消費税を12%まで引き上げ我々の頸を絞めようとの魂胆です。今までの内閣は必ずしも程度はよくなかったが愚にも付かない補正を組む馬鹿はいなかった。また今までの内閣は「いざなぎ景気」の時には大企業が大もうけしていたのに財政再建のために税金を取らなかった。我々からの税金を巻き上げることを計画していたのであろう。

今の政府は膨大な債権を(44兆円ともいわれる)売り出そうとしている。これが売れなかったら大変な事になる。日本の国と地方の[債務残高の国内総生産(GDP)に対する比率については米欧主要国の60〜805%に比べて著しく悪い。日本は170%でこれを将来20年代初めまで[安定的に引き下げる]と言う。(6月10日朝日新聞社説)恐らくそのような簡単な問題ではないだろう。自民党政権は今まで国民のことが念頭に無く自分裁ちの票だけの政治がこのような結果を招いたのだ。