ミヤンマー問題

ミヤンマーの軍事政権は民主化運動をするアウン・サン・スー・チーさんを1年半の自宅軟禁を命じた。その後スー・チーさんは外部との接触があったということで法廷では3年の実刑判決を出したが軍事政権が直後に自宅監禁に変更した(8月12日付け朝日新聞社説)。

ミャンマーの軍事政権のスー・チー・さんの行為は数年後に総選挙がある。ミヤンマーで絶対的な人気のある彼女を軍政府が閉じ込めておく必要がある。欧米諸国では「政治的弾圧」と批判が渦巻いているが軍当局が司法」の問題だと主張し」「違法行為で訴追された人物」であると正当化の論陣を張っている(8月12日付朝日新聞)。

日本もミヤンマーと関係が深い中国当局に働きかける必要があり07年10月ジャーナリストの長井健司さんが取材中にミヤンマーの兵士に射殺された。未だ遺品も戻っていないし事件の真相解明も充分になされていない。また北朝鮮からミヤンマーの軍への核問題が最近表面化している。この辺りから今後ミヤンマーの北朝鮮との関係を注意深く見守る必要がある。