日本のiPS細胞の研究をより強く

8月13日の朝日新聞にiPS細胞の記事が3面に大きな部分を占めている。最初に京都大学の山中教授の言葉として「将来の医療応用のために最も安全なiPS細胞を作りたい.7月上旬、スペインで開かれた国際細胞学会の会見でこのように述べている。

それには矢張り資金が問題となる。つまり研究費用、組織と人材であろう。米国あたりでは資金が潤沢であり各国から研究者を集め、研究機関の新設また医学,工学、化学からの横のつながりを密にしている。

このように研究体制を深く掘り下げ研究の応用例ヘばボストン小児病院ではパーキンソン病糖尿病などの10種類の病気の患者からiPS細胞を作った。どこかの総理大臣が14兆6千億円の補正予算を出しそのなかに110億円のアニメの殿堂を作ると言った発想は恥ずかしい限りである。このよう金があるなら欧米に負けない研究が出来る資金が拠出できるはずである。

日本でも研究費は勿論のこと内容の充実した研究機関の設置人材の養成也獲得が必要である。朝日新聞によると慶応大学はパーキンソン病などの患者から、京都大学では筋萎縮性側索硬化症などのかんじゃからiPS細胞を作っている。また東京医科歯科大などのグループがiPS細胞から作った心筋デ精度よく薬の薬の毒性試験ができるシステムを開発。海外の製薬会社もかなり注目しているようである。このようにiPS細胞の研究は世界でも競争が激しい。日本の政府もこの研究のためのサポートをより強くすべきである。