京都の地蔵盆

8月の中旬にお盆があり京都では16日にうら盆の大文字の送り火で盆が終わる。このお盆が終われば京都の町内ごとに祭ってあるお地蔵さんが子供達の為の地蔵盆として22,23日に子供に楽しみを与える。

町内の子供の世話好きの小父さん、おばさんがお地蔵さんに沢山のお供え物をしお地蔵さんの前に大きな敷物を敷きテントウを張り子供たちにゲームやその他の遊びでわいわいがやがやとお地蔵さんと一体になってこの小祭りを楽しんだものだ。

この祭りの世話役のおじさん、おばさんから時間になるとおやつを頂それがとても嬉しかったものである。また福引にはどんなものが当たるかなとこれも子供の楽しみの一つだった。

敗戦直後の寺蔵盆で屋台で当時NHKの喉自慢をまねた唄を謳い町内のギターやアコーデオン引きが彩りを添えてくれたものである。また子供達が屋台で芝居をするのも今のような電化製品での遊びと異なり素朴で日本の高度生長など当時は思いもよらなかった。子供の頃の楽しかった出来事を回想して見ました