自公民の置き土産

過去最大の補正予算15兆円はどのような形で消えたのだろうか。日本の経済の力を高め国民の生活の向上、つまりGDPの引き上げを麻生首相は強く訴えたのではなかったか。

朝日新聞によると公共事業の上積やエコカー購入補助、家電のエコポイントが盛り込まれていた。また与謝野財務・経済財政相(当時)が予算を説明する際、何度も口にしたのは「ワイズ・スペンディング」という言葉だ。公共事業のハコモノよりも、エコポインや化学研究の助成上積みなどを増やした。というのが売り物だった。

しかし与謝野さんのようなこの巨大な補正予算の15兆円をそれなりに立派に使えばいい。要するにワイズ・スペンディングを目指していたようだが麻生首相選挙対策としてばら撒きに使い、失業率は戦後最大となり日本の政治経済のことについてはまさに盲目といっていいのではなかろうか。


恐らく明日の衆議院選挙ではこの人は自民党と共に消えてしまいそうであるので後に膨大な借金が残るだけである。これまでの長い自公民の政治経済が目も当てられない無残なカタチを置き土産に消えてしまうがその責任として自公民の大物の落選だろう。