オリンピックについて

10月2日にコペンハーゲンで16年夏季オリンピックの開催地が決まる。開催地はシカゴ、東京、リオデジャネイロ、マドリドの4都市の内から一都市が決定する。シカゴはオバマ大統領、東京は鳩山首相、ブラジルはルラ大統領マドリードはフアン・カルロス国王が開催地としての適性についての演説をする。

オリンピックは本来都市の行事で国家元首が出てきて恰も国家事業であるかのごとき形態を取りその都市を国の代表であるかのごとき開催地としてのアッピールをすることが根本的に間違っている。

都市が主催するのであるからある程度のナショナリズムも悪くはないが今では国家行事として派手にグローバルに行い国家のメダル獲得競争を行い国家の優劣まで問われては噴飯ものである。

前会長のサマランチ氏がオリンピックにプロ選手の参加を認めたり、変なわけの判らない競技まで其の種目としたことは少し行き過ぎではないか。オリンピックをもうすこし規模を考えプロ、変な一般的でない協議の排除など地味に競技を競うことを考えては。