次兄の葬儀

24日に間接性肺炎で亡くなった次男一雄の葬儀がオークスセレモニーホール金沢で11時から執り行われた。

我々夫妻は8時11分の北陸線サンダーバードで金沢に急いた。式は40文程度で終わり最後のお別れとなった。お棺には冷たくなった兄が息をひき取る前にはこんなに小さかったかなと思うぐらいの姿態で静かに眠っていた。

頬をなで額に手を当てるとあのオーヘンリーが最後の一葉で少女が肺炎でアイシーフインガーの冷え切った指を差し出して云々と書いてあったがそれよりもっと冷たい感覚が私の暖かい手のひらに伝わってきた。

明らかにこの世とあの世の隔絶とでも言うべきか。そののち車で3,4分の所にある斎場で70分余りで骨だけになって自然に帰る物体となって出てた。あのアイシーなものかラ猛暑をくぐりぬけ魂はどのような存在となるのか私には想像不可能な世界に行くのだろう。これから私の知らない世界お幸せで。