民主党に気を許すな
昨年は民主党が衆議院の総選挙で自民党に圧倒的な勝利を収め政権を奪った。ただ参議員で多数を占めるには7議席足りず社民党、国民新党と連立を組まなければならずその結果社民党の福島瑞穂氏、国民新党の亀井静香氏が民主党の閣僚に連なっている。特に社民党の福島瑞穂氏は民主党にとって目の上のたんこぶのようなもので好き勝手は出来ない。
しかし民主党は自民党がひどい政策を執行し税金の無駄使いを改めるために昨年末新年度の予算を組むにあたり自民党が計画していた事業の大幅な改定また「コンクリートから人へ」、と多くのダム特に八ッ場ダム、川辺ダムの大物から中小ダムの建設中止、高速道路、一般道路、箱物の建設取り止めなど胸のすくような政策をやってくれているとある程度の評価は惜しまなかった。
しかし昨年初に自民党は憲法改正を持ち出し多くの国民の反発を買った。同時に参議員でも数が足りずこの試みは掛け声だけで終わった。しかし自民党から政権を奪った民主党は今年の参議院選挙で過半数を占めそうである。
今憲法改正の声が聞えてくる。民主党に参議院で多数を占めさすと危険である。したがって今の民主党は諸刃の剣のようなものである。目を光らせ変な政治―憲法改正などは絶対に反対で闘おう。