米国の政治

米国で一年前ブッシの後の大統領として米国史上初めてアフリカ系の大統領が選ばれた。今日の朝日新聞にはアフリカ系大統領オバマ氏が就任当初70%近い支持率は約50%まで下落状態である。それで今回19日にあったマサチュウセッツ州での上院補選は敗北となった。

マサチュ−セッツ州はケネディ元大統領の実弟エドワード・ケネディ議員が昨年亡くなるまで、47年間にわたり維持してきた議席である。下院議員10名も全員民主党である。{1月21日付朝日新聞}このようにオバマ氏の人気が低落したのは自動車産業ビッグ3のうちGMの再生の失敗、10%にも及ぶ失業者の増加、アフガンへの3万人の増派などオバマ氏にとってのマイナス要因が多く出てきたためである。

核削減もかけ声だけ、CO2の削減についても世界を引っ張るほど米国の鮮やかさも見られない。オバマ氏の人気は下がっても上昇するファクターは残念ながらない。