世界相手の大型工業製品

日本の工業製品はかっては電化製品例えばTV、洗濯機、オーディオ製品etとカメラが世界を席巻した。私などはヨーロッパを旅行しスペインのホテルリッツなどに宿泊するとTVはsony他の国のホテルもほぼそのようだった。最近では韓国、台湾の電化製品が世界的にかなりのシェアーを占めつつあるようである。

この現象は日本の円高に対し韓国のウオン安が大きな原因である。韓国はTVはサムソンなどが通過の安さから一昔の日本メーカーのごとき快調さ保っている。日本ではシャープ、パナソニックなどが円高の障害を乗りこえ頑張っている姿は麗しい。日本では多くの電化製品の会社があるので何時までも負けてはいないだろう。ここにきて日本の新幹線、リニアモーターカーを米国を始め中国、アジア、南米、インドが触手を伸ばしている。

ただフランスのテー・ジェイ・ベエー、ドイツの高速列車などの競争相手も強力だ。これら高速列車は飛行機、自動車、に比べ温室効果ガスの排出も殆ど無い。地球の温暖化阻止に有力な大量交通手段だ。

高速列車のような温暖化に大きなプラスとはならないが日本の工業化で飛行機の製作も見逃せない。MRA三菱小型ジェットである。乗客100名までの小回りのきく世界がこれから益々必要とする有益な小型ジェットだ。競争相手にカナダのボンバルディがあるがこれはトラブルが多くて余り評判のいいジェットではない。日本がかって製作し評判が良かったYS11のようないい飛行機が世界に飛ぶことを期待している。