金権政治のチャンピオン

民主党小沢幹事長は不起訴になるらしい。この事件については小沢氏は検察庁に対して絶対とも云える自信を持ち検察庁の一回目の事情聴取の後直ちに記者会見を持ち4億円の金は全く不正の無い自己が蓄積した「箪笥預金」などである。ただ4億円のうち5千万円は水谷建設の元役員らが胆沢ダム工事の受注謝礼として04年10月に裏金5千万を石川議員に渡した。それで4億円にこの5千万円が含まれている可能性があると見て調べてきた{朝日新聞{2月3日付}。

その金額について石川議員は自らが虚偽記載をしたことを認めたために4日にも起訴される予定。また大久保隆規公設第一秘書も4日に起訴の予定。元秘書の池田光智は調査されるようである。いずれにしてもこの3名が小沢氏の身代りにされたようである。この辺りのところがうまく小沢氏がきっちりと絵を描いていたのでそれが調子よく行きつつ進んでいる分けである。「一将功成り万骨枯」とはこのことであろう。

小沢氏は金権政治の大物元田中首相、元金丸副総理の側近だったのでこのような金と政治には長けているのであろう。