日本の財政赤字を早く解消を

昨日の朝日新聞（朝刊）に「日本暴落恐慌の日」と言う囲み記事の見出しを見、そして見出しに惹かれ一気に読んだ。日本の財政赤字の巨額さについては何年も前からマスメディアがその将来の日本の国家のあり方について鋭い論調で指摘されてきた。

しかし自民党政権時代にはこれをなんらかの形で解消しなければならないと言う態度が全くといっていいほどなく見られず放置されてきた。日本国の財政赤字、同時に地方自治体の全てが持つ財政赤字を徐々にでも解決の方向に持ってゆくには国民からの消費税なる形でしか方法がないのではないか。

現在の不景気が一昨年訪れるまでは経済的にかなり調子のいい時代つまりイザナギ景気が長期に亘って続いたが企業から税金を積極的とりあげ、これに当てる自民政権の姿勢は見られなかった。私たちは自民党はどうしてこの問題のため企業に協力を仰がないのかと苛々していたものである。

日本がまともな国家としての形態を保つには民主党が国民からの厳しい批判を説得し自民党がなし得なかった難事を先送りせずに早く国家のために難しい仕事に取り組むことを望む。