日本にはダムは要らない

自民党政権時代に全国の河川にコンクリートを流し込むかのごとく多くのダムの建設が予定され民主党の政権が発足した今も止むおえず建設が実行されている。これらのダムは国が7割地方が3割を拠出する補助ダムといわれ民主党が昨年11月の時点で調査した58の補助ダムが未着工だった。そのうち3ダムは中止を決定した。残る55ダムのうち国が継続か中止か決めるの25ダムとなっている{3月22付朝日新聞}。

注目の八ッ場ダムは国が吾妻川の右岸と左岸の山を切り開いて高台に造成した2ヵ所の代替地間を結ぶ橋だ。橋だけで52億円に上る{3月22日朝日新聞}。いずれにしてもこの多くのダムは自民党の最初の計画が杜撰で今此れが如何しても継続すべきもの」は全くない。

これ等を完成させるのに莫大な費用が必要でありこの無駄なダムをフォローするのに又何年にも亘って多くの資金をつぎ込まなければ鳴らない。このあたりを地方のダム造りに関係している県は良く考えることが必要である。