核は要らない

昨年4月5日にオバマ米大統領チェコプラハで[核なき世界]を目指す方針の演説を行なった。それで今年4月8日にオバマ米大統領とロシアのメドベージェフ大統領とがプラハで両国の戦略核を1550発以下に削減するる新たな核軍縮条約に署名した。

米ロが戦略核を2千数百発ずつ配備しているから約3分の一の削減になる。米国務省によると保管分を含めた戦略核は米国に5500発、ロシアに4千発近くある。両国が話し合って先ずこれれを減らさないことには話しにならない。両国は冷戦時代にお互いに核を造り膨大な核を所有することとなった。

いずれにしても両国がくも多くの核を所有していては他の国例えば仏、中国などに対する説得力を持った核削減の話し合いは不可能であろう。したがって米ロがこの度の核軍縮条約にのっとり核の削減の現実を世界に示すべきである。

米国のオバマ大統領さん隗より始めという言葉がある。我々日本人のみが原爆の洗礼を受けた。この条約が核の山を築いた米ロが核廃絶の模範を示すことを強く求める資格有するのは日本だけだ。今後の米ロの動きを注目したい。