青海地震

最近地球のあちこちで大きな地震が継続して起こる傾向にある。中国でもつい最近四川大地震があったが、14日朝に中国青海省玉樹チベット族自治州で、マグニチュード(M)7・1の地震があった。

死者700以上、行方時不明者は数百人、10万人の被災者が非難した。住民の大半がチベット族で標高3500メートルを越える街は一瞬のうちに瓦礫と化した。この地方は高地であり、救援活動が思うに任せられないところである。又住民の生活程度は低く、住宅は紙と木、石を積み上げた簡素な平屋で、一瞬のうちにペシャンコ。

中国政府は生活が苦しい被災者に、一日に10元{約140円}の助成金を出すことに決めたようである。この地域の住人の生活は苦しく、中国は貧富の格差が激しいが最も顕著に貧者で構成された街である。

したがってこの地方、つまり極貧地区の実態を見せたくないと、日本などからの外国の救済隊が援助に入ることを極端に嫌う。また実態報告の通信も好まないようである。中国には沢山の恥部があるが、この地方は貧富の格差の典型的なところだから、その有様を伏せたいのだろう。